こんにちは。
REVorgのマーケティング担当の原田です。
REVorgに入って早4ヶ月。 いつの間にやら巻き込まれた僕ですが、リトリート等を行ったことは無く、ましてやCoビレッジを訪れたことは過去1度もありません。
興味はあり、代表の鯉谷さんの思想にも共感し、お手伝いはしていたものの機会に中々恵まれず初の体験となったのが昨年度末に開催されたグアテマラでのリトリートとコズミックコンバージェンスでした。
今回はそんな経験を通して感じた事、変化した価値観を綴りたいと思います。
僕がリトリートに行く前に持っていた思い。価値観は。
人間そんなに変わりはしない。
考えや哲学、生き方等は既に自分の中で確立していて、今更変わる物でもない。
そして、
「楽しい事のみで生き、成り上がる。」
その想いに溢れていました。
リトリート 会場に到着したのは27日の夕方頃、始まったのはコスタリカ在住のココさんによるNVC。
※NVC:共感的コミュニケーション(Nonviolent Communication)
自己を解放して、他人を受け入れる作業。
夜は焚き火を囲んで、会って間もないメンバーと酒を片手に語り合い。
早朝、日が昇る前に雅臣さんによる坐禅を開始。
朝日を体で感じ、心で感じた。
その後は、ゆーいちさんの奥さん、MAYUさんによるヨガと、アーティストEXPEさんの演奏のコラボも。
気持ち良い音楽に乗せて、優しく体を動かして、自分の体から色んな物が出て行った。
最後はやっぱりココさんのNVC、ただ呼吸に意識を持っていく。
そうすると感情が心の底から溢れ出して来て、自然と涙が出た。 「なんで生きてるのか」とか、「なんで仕事してんだろ」とか、色んな感情は出てきたけど、ただ心の奥底から素直になれた。
絶景を眺めながらのリトリートは、ありのままの自分を再発見し、心の整理を行い、これからの生き方を見つめなおすことが出来た。
冒頭で挙げた想いがより深くなると同時に、何か新しい自分が生まれた様な気がした。
結局、それの正体は何か分からないまま、コズミックコンバージェンスの会場へ行く事に。
全てが手作業で作られた場所で、最高に自分を解放するにはうってつけな空間。
僕は到着して3時間後に捻挫で歩けなくなりました。。。
日本人キャンプの焚き火の側で踊っている皆んなを見て、悲しいより哀しかった。。。
そんな状況でも文句なしに絡んでくる外国人ヒッピー。
まさに混沌とした環境は日本人の僕にとっては、自由に溢れ過ぎた今まで味わった事のない価値観をもたらしてくれました。
資本主義のど真ん中大都会東京で生活していると会えない人々の会話はシンプルで本質的。
好きな時に好きな場所に行き、好きな人と時を過ごし、生きたいように生きる。
そこには圧倒的自由があって自己を解放してて、何より羨ましかった。
こんなに自分の気持ちに愚直にシンプルに生きているのに、何で僕たちはこんなにもストレスを抱えやすい環境で制限されて生きているんだろうと悲観的に考えた。
でも、この場には居続ける事は出来ないと考える自分も居た。
きっとソレは日本で苦楽を共にした仲間が頑張ってるから、日本に愛すべき家族が居るから、何より日本の文化が好きだから。
そんな風に捉えた人たちが日本でCoビレッジだったり村づくりをしてるのかなと。
帰ったら日本のCoビレッジにも足を運んで、色々聞いてみようと。
僕もゆくゆくは大切な人たちと一緒に好きなように自由に暮らしてみたいと感じたから。
痛み止めを投入し、いよいよ迎えたカウントダウンは、大声で叫んでいる自分と皆が居た。
つい何日か前に会ったばかりの日本人のみんなが、何故か大切な家族に思えた。
そんな不思議な感覚は人生で初めてで、心の底から幸せな気持ちで溢れてた。
コズミックコンバージェンスも終わりを迎え、日本人の皆もバラバラに帰国を始めた。
「また日本で!」
とハグをして帰っていく皆を見送った後に、僕の旅も終わりを迎えた。
今は既に帰国して、東京での暮らしに戻りました。
日常に戻った今、グアテマラでの思いを忘れない様に、思い出は手帳にしっかり記していつもカバンの中に入れてます。
冒頭にあげた
「楽しい事のみで生き、成り上がる。」
という想いは、今なお持ち合わせています。
リトリートで感じた謎の新しい自分の正体は、未だぼやっとしつつも少しずつ形が見えてきました。
そこには必ず、あの湖で体験した出来事が起因してて、かつ、ヒッピーたちへの憧れも入っていて。
「受け入れる」「自由」「生き方」「時間」
そんなワードを点と点で繋いで、線にしている段階です。
一番重要なのは、これは「働き方」や「過ごし方」じゃなく「生き方」における哲学なんだろうなと。
ゆっくりゆっくりですが、紡いでいこうと思います。
そして、言葉にすることが出来る様になれば、また、共有したいです。
今回のCo-Re Experience。
未だ何が変わったと言葉には出来ないけれど、確実に変化した自分がいます。
それは幸せかもしれないし、幸せじゃないかもしれない。そんなのは誰にとってもわからないです。
だけど、確実に言い切れるのは、
この日本人メンバーで年を越せて、出会えて、良かったです。
年齢なんて関係なく、仕事なんて関係なく、等身大の自分で居る。
それが最高にハッピーな関係性を作れる。そんな体験が出来て幸せでした。
来年も多分行く事になるであろう、この湖。
この体験を語り、既に来年は絶対参加すると言ってくれる友人もいます。
もっと多くの人にこの体験をしてほしい。そして、忘れない。
そんな思いで今年は がんばろう と思います。